春です。新生活に向けて引っ越しはすでに終わったという人も多そうですが、去年自分がやって実際に感じた、引っ越しでやった方が良いことなどをまとめてみました。もはやコスプレ関係ない記事の方が多いんですが、個人ブログなんてそんなもんです。それで良し。
で、引っ越し前にあれこれとオススメブログやSNSの投稿を読み漁ったのですが、本当にやって良かった〜!というものもあれば、いや、必要なかった…というものもあったので、その時の経験が誰かの参考になればと思って書いています。
忘れないうちに書こうと思っていたのにもう自分の引っ越しからは半年以上経ってしまいましたが、新たなお引越しと新生活に幸あれ! ということで、ご覧ください。
やるべきこと
引っ越し前にカーテンは手配しろ
最初の引っ越しではカーテンを失念しており、しばらくは窓からの冷気で凍える生活が続きました。オーダーサイズだったりすると時間もかかるし、とにかく物件が決まったらその段階で窓サイズを確認してカーテンを注文すべき。自戒。
で、紫外線対策の意味(お肌もですが、ずっと部屋から動けない家具やコレクションの日焼けを防ぐ意味でもけっこう大切)でも、夏にゆっくり寝ていたい日のためにも、買うなら完全遮光の生地がおすすめです。常に日の出の光を感じたいタイプなら別ですが、光が透けて入る生地だと休みの日でも7時には顔に光が当たってなんか起きちゃう…とかあるので…。防犯対策としても光が透けない方が安心。
ただ、完全遮光と1級2級で価格がちょっと変わってくるので、住む期間の長さやこだわりで決めるのが良いと思います。レースカーテンは日の透ける麻っぽいのにして、本カーテンだけ遮光にする。逆にレースカーテンは中が絶対透けないタイプにする…などなど。カーテン専門店はもちろん、イケア、ニトリでいろいろ置いています。
ちなみに、丈について。必要な長さよりも短いとエアコン効率がびっくりするくらい下がる&在宅かどうかが一発で外からわかっちゃうので、ちゃんと測って買いましょう…!
あと引越しがわりと多い人は、腰丈の窓にあえて長いカーテンを付けるのも手。短いとどうしようもないんですが、長ければ後から切ったり、仕上がり気にする人なら調整に出して長さを新居に合わせることも可能です。腰窓タイプの高さと幅が一致する可能性はけっこう低いですが、丈さえあれば幅が合うことはワンチャンある…ワンチャンですが…。いや、カーテン毎回買い替えるのってめちゃくちゃ無駄感あって悔しいですよね…(買い替えてる人
次に照明も手配しろ
これ、忘れてると日没以降、本当に詰むので…(経験者談)
家具を新しく揃える場合はイメージ合わせたいなとか思って後回しにしちゃうでしょ? うっかりすると夜は携帯の懐中電灯で過ごす羽目になったりするので、カーテンと照明は一部屋分だけでもいいから絶対準備しておきましょう。
照明自体はあれば何でも良いけど、一個でオシャに済ませたいなら簡易式のライティングレールとか付けてスポットタイプ何個か並べると良いんじゃないでしょうか。光量調整できると雰囲気づくりに一役二役買ってくれます。
雰囲気を求めない、書斎や作業場として割り切った部屋なら馬鹿明るい電灯を入れたシーリングライト一個で良いと思います。明るいは正義。
引越し前に害虫対策はしておこう
新築・フルリフォームしたばかりの物件も、害虫対策を引っ越す前にしておく方が良いです。
実際、フルリフォーム後の物件に入った私は、事前バルサンでGのつく虫をある程度あぶり出しました…いや、リフォーム直後の物件にもおるんかい。震えたしちょっと泣いた。
家具があるとめんどくさいので、掃除を兼ねて、引っ越す前のどこかの日にやっておくのがオススメ(作業時に火災報知器カバーをする必要があると思うんだけど、これ、脚立か椅子がないと手が届かない場合が多いので注意。※カバーが必要ない商品もあります)。新居に掃除は不要と思うなかれ。一見綺麗でも実際はけっこう汚れてるから、入る前に全体を軽く拭くだけはしておいた方が良いです。
物件の古さや価格にもよると思いますが、害虫対策はまずバルサン、次に設置型の害虫対策グッズも置いて、ようやく安心と思っています。
風呂場の処理もしておきたい
お風呂場の前処理です。引っ越した後でも良いけど、引っ越し後にはゆっくりお風呂に浸かりたいと思うので、バルサン等といっしょに引っ越し前にしておくのがオススメ。
まず、絶対にオススメなのが鏡のコート剤塗布。これ↓撥水ではなく、最初にさっとシャワーをかけることで表面に水の塗膜を均一に作って鏡が曇らないようにするというコート剤なんですが、本当に、びっくりするくらい、ずっと鏡が曇りません。同時に水滴も残りにくいので水垢も残りづらい。一回塗れば半年くらい保つ(実際保ってる)ので本当〜〜〜にオススメできます。まじで買って良かった〜!!
次に、これ↓も絶対やっとこ〜というのが風呂の防カビ燻蒸。定期的にやるよう推奨されてるけど、とにかく最初の一回だけでもしておくと、断然カビ汚れが発生しにくくなります。すでに潜んでいる菌もちょっと弱らせてくれる気がするので、とにかく使う前に焚いておくのが吉。
巷では「やるべき」とされているけど不要かもしれないこと
以下は、巷ではオススメされている「引っ越しでやるべき!」とされていることですが、実際のところ不要だったな〜というもの、検討した結果しない方が良さそうというものです。
要不要は物件や環境で変わると思うので、本当に必要なところだけ採用してもらえたら良いなと思います。
撥水スプレーは気分でOK
よくオススメされている、洗面所や台所用の撥水スプレー。私も↓を買ってはみたのですが、どちらの場所も毎日毎日毎日めっちゃ使うので、正直すぐに効果が薄れてよくわからなくなります。
撥水スプレーを処理するためにはどうせ掃除しないといけないし、掃除をすれば洗面台はピカピカになっちゃうので、正直使っても使わなくても違いがさほどわからない…。
あんまりこだわりはない人(私のような…)には不要かなと感じました。
ただ、素材のコート自体がもう剥げているような古い物件の設備には有効だと思います。また、お掃除が好きでピカピカを常にキープしたい人の場合も、新築状態を長く維持するのには一役買うと思うのでオススメです。
エアコンのドレンホースキャップは本当に必要か?
防虫対策で必須とされているエアコン室外機周りの排水ホースへのキャップ。私もこれは絶対要る〜!と思っていたのですが…
よくよく調べてみると、仕事でエアコンを扱う人たちからの声には「可能性はゼロではないが、ドレンホースから虫が侵入する例は極端に少ない」「侵入経路はもっと楽で安全な他の隙間が多い」というものが多く、かつ、本来の排水機能を考えると付けるデメリットの方が意外と大きい。ホースから侵入したらしき虫は見ていないが、キャップにホコリなどが溜まって排水を邪魔している例はままある、とのこと。すべてインターネット談、ではありますが。
キャップ商品の説明には「虫が入る可能性があるので付けておくと安心」とあります。調べていなかったら「つまり虫はホースから入ってくるんだ!」とすぐ思いますが、上記を調べてから見ると「可能性がある」だけで、実際に入ってきているかどうかは一切不明な事実が見えてくる…その低めの可能性を塞ぐためにお金を出して水漏れのデメリットを抱えるほどではなさそう…。
というわけで、月1くらいで定期的にドレンホースをチェックできるマメで絶対虫許さないマンには向いていると思いますが、そうでもない場合にはデメリットの方が大きいと判断し、私は付けませんでした。
実際、害虫は入居時の初期に元から居たらしきモノが出た以外、夏場に増えたり「入ってきた!」と感じたことはありません。
たぶん、害虫対策としてはそこを塞ぐよりも他の隙間(排水口周りやそれこそエアコンのパイプ接続周りなど)を塞いだ方が効果が高いんだと思います。
エアコンのフィルターカバーは機能を落とすかも
同じく、オススメされているホコリとりフィルターの不織布。私もトイレや天井にあるタイプの換気口には付けているのですが、風呂場、エアコンには採用しませんでした。エアコンの場合、上記イラストのように、中にすでにフィルターがありますしね。
フィルターをかませれば換気機能は落ちます。それなりの強さで吸い込み続ける機械に外付けフィルターをさらに噛ませるのはもったいない&無駄に負荷をかける&言うほど汚れる場所ではない&どうせ清掃は必要…という理由で、上記の2つには不織布を付けていません。
でもトイレ等の24時間換気口なんかはそんなに強力に回すことないし、フィルター付けてちょこちょこ交換するのは楽なのでオススメ。最近は100均で買えますが、私は下記↓商品をその時々で安いところでまとめ買いして使ってます。
冷蔵庫の下に敷くマットってほんとに要るのか問題
引っ越す時に「こんな商品あるんだ!?」とびっくりしたのが冷蔵庫下マット。冷蔵庫を置いた時の床の凹みや傷を防止するという商品なんですが、そんなことまで気にしないといけないんだ…と衝撃でした。私が前に引っ越しした時はそんな発想自体がなかったよ〜!! 驚いた。
そもそも、家具置きなどで凹みを付けたくない理由は、部屋を出る時に原状回復させたいからだと思います。が、賃貸などの部屋の状態原状回復義務は「通常の使用による損耗や経年劣化は除く」ダメージがある場合。冷蔵庫を置いた凹みって、どう考えても「通常の使用による損耗や経年劣化」じゃない……? 普通に暮らすのに、冷蔵庫置くじゃん…!?
部屋がリフォーム後の物件のため、私も最初は置いた方がいいのかな…と悩んだんですが、いや、これは不安を上手に煽っているだけで、現実で必要かと問われれば要らん商品だな、と判断しました。
とはいえ、万全を期したい方には必要かもなので、あくまで私にとっては、という話です。床の状態があまり良くなければ、敷いた方が掃除しやすいなどのメリットもあると思います。
汚れ防止テープは有用か?
これもあちこちでオススメされている、コンロやトイレ、水場のパッキン部への汚れ防止テープ。これ、時と場合によりけりなんですが、向いてない場合もあるなと思いました。
まず、透明タイプの汚れ防止テープ。これ、貼るのめっちゃむずい。値段もそれなりにするわりに、無駄にする確率がけっこう高い。ので、私はあまりオススメとは言えないです…
次に、100均などでも売ってるカビ防止タイプのマスキングテープ。これは貼りやすいし安いんだけど、濡れた状態や長く放置した状態だとノリが残っちゃうことがある。ノリが残ると、それの掃除の方が大変です。大変でした…笑 とはいえ、やはりコーキング部の汚れは掃除がめんどくさくなりがち。なので、個人的には、コレを適当(曲がっても良しとする)に貼り、季節ごとにちゃんと剥がして貼り直すのがオススメです。定期的に貼り直せない人は多分、貼らない方が良いです…マステとはいえ、最終やっぱり剥がれにくくなるというお話…。
あと、壁の巾木のホコリ汚れ防止にもマステってよく見かけるんですが、これはまじで無用の長物。マステじゃなくてホウキ買ってきてササッと巾木の上を撫でる方がぜったいに綺麗だしラク。
汚れ防止系テープって、貼るの自体が意外と大変なんだよ〜!!!
引越時、「余裕があったらやっておきたい」こと
以上、すべきこと、要らんかもしれないということのまとめでした。
ついでに、私が「余裕があったらやっておきたい」と思っていることも合わせてご紹介します。やらなくても別に問題はないんだけど、やっておくとちょっとハッピー度が上がる、みたいなことです。
排水アタッチメントは交換するとちょっと良い
台所も新型以外だと交換推奨だったりしますが、個人的には特に洗面台。洗面所の排水口のアタッチメントはだいたい蓋で中が見えないタイプのなんかよくわからん縦棒が通ったやつがデフォですよね。これが掃除しにくい&したくない気分にさせます。
なので、使う前に外してもっとシンプルで掃除しやすい物に交換しちゃうのがオススメ(元のはシンク下などに保管し、退去時にまた戻します)。絶対に汚れる箇所の掃除がし易いと日々のストレスが地味ながら確実に減ります。
金属製とかぬるつかないとか色々な種類が売ってるけど、とりあえずは100均のプラの白いので必要充分◎ まずはそれを試してからランクアップした物を買うのでも遅くないかと。
シャワーヘッドも余裕があれば交換
次がシャワーヘッド。これもデフォでも困らないんですが、色々機能性ヘッドが売っているので好みで変更するとお風呂タイムがより幸せになります。
おすすめ機能は主に節水、カルキ抜きの2つでしょうか。美肌美髪などを謳う物もたくさんありますが、そういう物は総じて高価。余裕があるならそっちを選ぶ方が満足度は上がると思いますが、まぁそんな…だったら普段の食生活にタンパク質増やすほうがコスパ良さそう…と思ったり。
実際の商品は水圧や節水加減でかなり好みが分かれるので、買う時には慎重に検討するのをおすすめします。一度買ったら引っ越しを続けながらそれをず〜っと使うことになるので…
うちでは↑のクリンスイを使用中です。機能的には充分だと思ってはいるのですが、見た目が残念でトキメキ0なので、人にオススメはしないかも…。笑
ちなみに、個人的にはですが、なんとかマイクロバブルとか振動とかはお風呂に必要ないかな〜って思ってます! 個人的には! でもすごく余裕があったら私もリファとか買うと思う!!笑
引越時、やるべきこと、やらなくて良いこと
結局いろいろ詰め込んでしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。まとめ直すと、すべきことは、
- カーテンは事前手配すべし
- 照明も忘れず手配すべし
- 事前に害虫対策すべし
- 事前に風呂場対策すべし
- まぁ引っ越しの前に軽い掃除はしておくべし
また、本当に必要か考えてからにしてほしいのが、
- 撥水処理スプレー
- エアコンドレインキャップ
- エアコン不織布フィルター
- 冷蔵庫下シート
- 汚れ防止テープ
余裕があったらおすすめしたいのが、
- 排水アタッチメントの交換
- シャワーヘッドの交換
他、新生活アイテムは別でちょっとまとめてみました。よろしければ合わせてどうぞ↓
他にも新生活に備えていろいろ購入をしたので、ハッピーになれた物だけ共有したいと思っています。また近い内に。ではでは。
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