いつかやると思ってました。
iPhone落としました。
駅からの道すがら、連なる満開のツツジがあまりに美しく、思わず写メを撮ったのがいけなかった。そこから帰宅までの間に私のiPhoneはバッグの浅いポケットから飛び出し、行方不明になりました。
で、小一時間捜索し騒いだ後、最寄りの交番にて私とiPhoneは再会を果たしたのですが、そこまでの短い時間にたくさん学んだことがあるのでここにまとめておきます。
iPhone紛失時、絶対にしないほうが良いこと3点
やるにしても順番を間違えるとアウトな、絶対に最初やらないほうがいいのが下記3点です。
- iPhoneに通話をギャン掛けする
- 即通信を止める
- 見つかるまでとりあえず…と放置する
最初の2つ、まずやっておきたいと思ってしまいますよね。
ダメ、絶対。
慌ててやってしまう前に少し落ち着いて、一口だけ珈琲でも飲んで。この3つが、最終的にやる必要があっても最初にやっちまうのはやめておきたい理由は以下の通りです。
iPhoneに通話をギャン掛けする
これ、まずやりがち。私もやりました。ギャン掛けしても誰も出ず、結果、ただただ不安になりました。
冷静に考えれば、善意で拾っていてもかかってきた電話には8割の人が出ないですよね。持ち主宛の場合は出ても困るし、かかってきた電話が持ち主から拾い主へかどうかもわからないし…
自分が拾った時どうかを考えると、じゃんじゃん同じ番号からかかったらちょっと怖いから電源切るか全無視しちゃうかも。
そうじゃなくても鳴りまくってたら電池が減っていくので、それを懸念して親切心から電源をその場で落とす人もいるでしょう。そして、電源を落とされるとiPhoneを探すが機能しません。
そうなんです、ギャン掛けすると電源を落とされる可能性が非常に高まります。位置確認の手段を使う前の、最初にギャン掛けは控える方がいいかなと思います。本当に通話が必要になるまでは衝動を抑えましょう。
即通信を止める
これもやりたくなりがち。私もやろうとして電話業者に電話までしました。が、実際に止めてしまうとこれまたiPhoneを探すが機能しなくなります。
なのでまずは思いとどまって。場所の特定を試すのが先決。センターの営業時間を確認し、その日の最後の時間までは手を尽くしてからでも遅くはありません。
私の場合は楽天モバイルでしたが、コールセンターのお姉さん曰く「ロックがかかっている場合、止めると逆に探知ができなくなるので敢えて止めないでいいとおっしゃる方が多い」とのこと。そこのコールセンターが24時間営業だったこともあり、私もとりあえずもう少し探してから止めてもらえばいいか…と冷静になれました。
ただし、これに関しては機体に何もロックがかかってない場合は話がだいぶ変わるので、ロックなしなら急いで一旦止めてもいいかも…(というか、その場合は他のクレジット系もとりあえず止めてもらった方が良さそう)
見つかるまでとりあえず…と放置する
ある程度探しても出てこない場合、途方に暮れた後には放心状態でふて寝など、一旦放置してしまう人もいると思います。が、とにかく当日にできるだけ頑張った方がいいです。
というのも、落とし物はだいたい最寄りの交番に届けられるわけですが、翌朝になると違う場所へ移動してしまう場合が(まとめて管理するためにどっかに渡しちゃうみたいです。最寄りの交番のおまわりさん談)。一刻も早く取り戻したい物なら、最寄りにあるうちになんとかできればベストですよね。
また、善意の人の場合は携帯などはすぐに届け出てくれることが多いです。私の場合も落として小一時間程度ですでに交番に届け出てもらえていました。なので、諦める前にまずは交番で紛失届を出すところまでは頑張りましょう。
iPhone紛失時、絶対にするべき5点
逆に、ある程度探しても駄目だった場合に、順を追って絶対にしてほしいのが下記5点。まずは順にこなすことでちょっとだけ心も落ち着きます。
「iPhoneを探す」
とにかく最初に「iPhoneを探す」を実行し、現在地を確認しましょう。移動していたら誰かに拾われてるか乗り物の中だし、止まっているなら拾いに向かえばワンチャンです。詳しいやり方はアップル公式へ。
地図上で確認できない=電源がオフになっている場合も慌てずに。拾われている可能性が高いです。警察に届け出られると携帯の電源はオフにされるとのこと。見つからなくて慌てても焦らず、以下の手順をこなしてすぐ警察に連絡しましょう。
警察への紛失届を提出
iPhoneを探すや目視で一通り探しても見つけられなかったら、とりあえずこれ。何よりこれ。
届け出さえしておけば、たとえ他の場所に届けられてもちゃんと照らし合わせてもらえます。もちろん拾った人が届ける可能性が一番高いのは実際落とした場所の最寄り交番なので、できれば最寄り交番への届け出がオススメ。私の場合も、最寄り交番に届けられていたので、紛失届を出しに行ったその場で解決できました。
旅先で落とした場合なども、同じ場所まで行けないからと諦める必要はありません。届け出自体はどこの交番からでもできます。
逆に言えば、たとえ落とし物が目の前に届いていても、届け出ていないと情報も教えてもらえません。まずはしっかり届け出ましょう。届け出詳細は次の項目で詳しく書きます。
Apple IDや他のアカウントのパスワード変更
ロックがかかっていればそこまで慌てる必要はないかと思いますが、これは念の為。変更しておけば不安要素が減って気持ちがだいぶ落ち着きます。
Appleの信頼できるデバイスのリストから紛失したデバイスを削除
これも同じく念の為。でもロックがかかっていない場合は最初にやっておいてくださいね。
パスワード変更とデバイス削除についての各詳細はズバリ、アップルのサポートページをご覧ください。公式サポート最強。
→紛失したデバイスで「iPhone を探す」や「iPad を探す」が有効になっていない場合
通信事業者に問い合わせる
これは最初にやらない方がいいと言ったことですが、iPhoneを探すを試しても駄目、紛失届を出してもまだ見つからないとなってからで良いと思います。それでも駄目な時は、通信業者に問い合わせ、解約するか止めてもらうようにしましょう。
携帯紛失を警察に届け出る際のポイント
上記5点の中で、特に警察への紛失届が大切です。本人が直接出向く必要がありますが、落とした場所から離れた交番でも届け出自体はできますし、手順もめちゃくちゃ簡単。
要は「落とし物をしました!」というただの登録なので、警察(交番)と聞いてビビらず即行動しましょう。
警察、というか最寄りの交番へは直接乗り込んでも良いですが、事前に落とし物をしたので届けを出したい旨を一度電話で連絡すると安心です。その際、必要なものがあるかどうかも確認してから行きましょう。
行く時には、何も言われなくても念の為に自分の身分証明証(免許証・保険証・パスポート・マイナンバーカードなど)を持参しましょう。届け出自体には不要のはずですが、もし落とし物が届いていた場合、身分証がないとその場で引き取れません。
私の場合、慌てて手ぶらで届け出を出しに行ってしまったため、もう一度身分証を取りに戻って出直すことになって駅から自宅を3往復するはめになりました…(そんなソコツモノは私くらいだと思いますが、人間動転しているとウッカリしてしまうものなので皆様はぜひご注意を)
書面はおまわりさんが作成してくれるので特に心配はありませんが、申告時に落とした物の特徴をしっかり伝えられると良いです。
私の場合、ケースの特徴(ブランドやデザインの詳細)、機種、携帯のキャリア、電話番号などをその場で確認されました。落とした時間と場所(移動範囲)もできるだけ正確に、可能であれば住所で伝えられるよう用意すると◎
まぁ、スマホ失くしてると何時にどこでっていうのも確認できなかったりするんだけどな!
そうなんよ……まぁね、できるかぎりの話なので、ふわっとしててもお巡りさんはちゃんと対応してくれるので大丈夫。私も駅前のこっち方面の道で〜って感じのふわふわ具合でしたがなんとかなりました。
何も特徴がない携帯を使ってる方は、一つくらい特徴を作っておくと万一失くした時に安心かもです。スマホケースの内側に自分の名前なり連絡先の紙を挟んでおくだけでも確認がスムーズになって良いと思います。
携帯を拾ったら、とにかく交番に届けよう
今回の私の場合、近所でのロスト&無事に見つかったので良かったのですが、それもこれも拾った人がちゃんと交番に届けてくれたおかげ。届けてもらえなければお手上げでした。めちゃくちゃ嬉しかったしありがたかった…
何かお礼がしたいと思ったものの、おまわりさんには「名乗らず去られました」と言われてしまい…(個人情報的なアレでそういうふうにお断りされただけもしれませんが)
100%の善意の行動のありがたさを噛み締めながら、もし自分が携帯を拾った場合は1も2もなくまず近くの交番に届けることを心に誓いました。
何かを失くして本当に困った落とし主は、絶対に最寄り交番に連絡をするはずです。これを見てる方も、携帯を拾った人はちょっと面倒でも
ぜひ落とし物を届けてあげてください!!!
その1アクションでめちゃくちゃ喜び感謝する人が生まれます。ほんとうに、間違いない。
以上、昨晩の私のことでございました。おしまい。
あと、写真等のデータのクラウドバックアップはしておいた方がいいなって思いました。数日前にAmazonフォトに連携させておいて良かった…もし本体を失っても撮ったデータはあると思うだけでだいぶ気持ちが違いました😂
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