自分用に特別フォトブック、1冊だけ作りました

前回、誕生日についてのブログを書いたのですが、お祝い乞食をしたおかげでかつてないほどたくさんのラブレターを頂けて山田大喜び。

特に今年は山田の長所を教えていただいたので例年とはちょっと違う形で嬉しいリプがたくさんでした。そこで、せっかくの形になった好意を自分のために手元にまとめたく

一冊のフォト(?)ブックにしてみました。

目次

1冊だけフォトブックを作るには

褒めてもらった文言を集めて本にするってだいぶ厚かましいというかなんというか、たぶんそういう感じの印象なんですが、どれも素敵なラブ(性愛的な意味ではなく、真にラブ)レターだったので、大切に保管しておきたくなった次第です。だってないもの、こんなこと、めったに。だから、どう思われても私はそれを大切にしちゃうよ。

ただ、頒布しない自分用の一冊だけとなると印刷できる場所がかなり限られます。そもそも1冊からOKという印刷屋さんが少なくて、あってもほとんどが非常に単価が高い。そりゃそうですよね、コスパめちゃ悪いもん…

そんな中、個人が一冊からで選べる格安サービスはだいたい品質は似たりよったりのようなので、それなら以前使ったことがあってだいたいの印刷感がわかる「しまうまプリント」でいくか〜と久しぶりに利用させてもらいました。(というか、他の候補印刷屋さんはどこも注文方法がわかりにくかったので、途中で面倒になってしまうまにしちゃった…)

数あるサービスから「しまうまプリント」を選んだ理由

しまうまプリント、大〜〜〜〜〜昔に身内用の写真集を作った時以来…? ここはカラーの巻きカバー仕上げなのがすごく可愛いんですよね。そして印刷代が安いだけでなく送料が手頃! 1冊を数百円で刷って、それを200円程度のメール便などで送ってくれるしまうまプリントは非常に有り難い存在…サイトデザインが綺麗でわかりやすいのも個人的にはかなりポイントが高いです。

というのも、同人誌印刷所で出している同価格帯の破格印刷サービスの場合、該当ページに飛んで注文や問い合わせをする段になった時、なんだかすごくややこしい…印刷所だとまず仕様を決めて自動で見積もりを出すんだけど、そこの自由度が高いと逆に心が折れちゃうんです…。綴じ方、向き、表紙の用紙、本文用紙、それぞれの厚さ、印刷は全文フルカラーか部分カラーか、表紙はカラーか、カバーは付けるか、云々…ウッ1冊だけ作るのにそんなにたくさん聞かれても混乱する…!!!!!

あと、同人誌印刷を手掛ける印刷所の場合は宅配便配送しかない場合が多いので、1冊だろうが100冊だろうが送料は1000円みたいな感じで、たとえ100円で印刷できても1冊1100円になっちゃう。気軽に作るには少々ハードルが高い。

という訳で、手慣れた方は別として、ある程度綺麗でしっかりした紙で仕上げてくれたらなんでもいいよ〜という人は、同人誌印刷所よりも簡易な「フォトブックサービス」の方が簡単で最初は良いと思います

フォトブックサービスの中でもいくつか検討したのですが、品質が高く値段も高い、逆に格安なんだけど評判も微妙、という、気軽に作るという目的からちょっとズレるところが多かった…ので、結局「しまうまプリント」に決めました。

しまうまプリント、実際のフォトブックレイアウトデータと注文

印刷する場所は決まったので、次は松竹梅的な印刷コース、というかプランを選択します。

使った当時(5年以上前ですね…)、一番安いスタンダードプランで作った本はまぁ低価格オンデマンドだな…という印刷の仕上がりでした。今回見てみたら、そのプラン(4色)プレミアム(7色)の間にスタンダード(6色)というプランが生まれていて、本当に少部数だけ写真集作りたい場合にもスタンダードならもしかしてアリかも?という印象。

とはいえ、今回はメッセージ(文字)中心だから画質は求めなくていいかな、とライト(つまり前に使った旧スタンダード)プランを選択。

サイズはA5版、48P。スクショしたメッセージなどをキュッと詰め込んでみました。気分的に扉とかちょっと雰囲気ページも入れた60Pくらいにしたかったんだけど、48Pの次に選べるのが72Pで…さすがにそんなに乗せるものがない…ということでかなりいきなり始まって終わるスタイルに。まぁ見るの私だけだからね…いいのだ…

作ったデータはこんな感じ。48P+表紙写真を準備。

普通はレイアウトソフトに一気に好きに配置して、それを最後にPDF化→まるごと入稿という流れだと思うのですが、しまうまプリントはPCからだと専用のページから、1ページごとに写真を一個一個配置しないといけないのでフォトショップで1PずつPNGデータとして作成。

それをこんな感じに、一個一個配置していけば本になります。

これは表紙。正方形っぽい部分に写真が入れられるのでサイズに合わせた素材を用意しておきたいやつ。下は白い帯エリアが自動で入るので全面敷きにはできない。
こっちは本文。配置パターンは選べるんだけど、細かくいろいろ置く派は一枚画像を用意して貼り付けるのが楽っぽい。けどけっこうムズい…

この専用ソフトでのデータ作成に関しては、レイアウトソフトがなくても良いと言うメリットと、素材ごとに管理しないといけない面倒さがせめぎ合う感じです。

スマホでもできるから、いわゆるフォトブックを1Pに写真1〜3点くらいで作るなら便利なのかもだけど、オタクの作りたいぎゅうぎゅうな本作りをするのはけっこうしんどい。個人的にはPDFでも入稿できるようにしてほしい…けど、それだとこの値段は無理なんだろうなぁ…

ところで、本文で自由に配置できるのが48Pのつもりで作業していたんですが、いざページを開いてみたら最初の扉と奥付的なページは自動でタイトルなど入るため、実際に使えるのは46Pでした。Oh…2P………さらに詰め込むしか!!

本当なら1Pに1個まるごと配置したかったカットを無理やり2つ詰め込んだり、長文を無理に分割したりしてなんとか収め、なんとか配置完了した図がこちら。A5と思うとインスタDMの方はもうちょいサイズ下げて詰め込んでも良かったかも…?

下のプレビューボタンを押すと見開きで完成イメージをチェックできます。これを何度も確認してから安心して注文に進めます。

注文画面はこんな感じ。最後の最後に迷わせる仕上げ選択…文字が写真データでの入稿だからボケそうかなぁと急に心配になってくるけど、もう駄目だったらもう一回刷ったらいいよ!ということでスタンダード…じゃない、ライトでポチ。

カバー付きで送料込み768円…やっすぅ………………カードで支払いして3分で申し込み終わりました。ヒョオ…

あとは届くのを待つだけ。一冊だけだし、納期も特にないからのんびり待ちますが、5日程度で着くっぽい。ワクワクだな。

注文から到着までの日数など

結論から言うと、入稿から現物到着まで約4日でした。う〜ん、入稿から1週間しないで届いちゃうの、早い……

月曜の夜に注文(入稿)、火曜の夜に発送完了メールが到着。メール便なので1週間くらいで届くよ〜という内容で、実際に到着したのは金曜の夜。は、はや〜い!!

うちのポストは雨漏りするので雨の中の到着だと少々心配でしたが、土砂降りの中でも大丈夫な万全梱包で届きました。到着から開封まで順に写メ貼っておきます。

トレーパックみたいな梱包で到着。
豆腐みたいなパケ。水濡対策、万全すぎる…
フォトブック本体。マットな包みカバーというだけでもう可愛い。
奥付部分は自動でこの形に印刷されちゃう。ロゴは外すこともできます。
裏表紙はバーコのみ。

A5の包みカバーで可愛くできあがってくれた〜!;;

印刷自体は予想通りの雰囲気で、格安オンデマンド特有のテカテカしてザラッとした感じ。いわゆる「写真集」的な仕上がりを期待すると肩透かしですが、一番お安いライトコースなので当然かな。内容的にその仕上がりで問題ないので全然OKだし、綺麗に製本されて非常に満足です。

気合を入れたデザイン製本がしたいなら別ですが、シンプルに本の形にまとめたいということならやっぱりこういうサービスが一番いいなと思いました。自力で製本ってやっぱり綺麗に仕上げようと思うと大変なので…う〜ん、頼んで良かったなぁ。

手軽に使える1冊からのフォトブックサービス

一定数刷れる場合は別ですが、記念に、身内や少数頒布用に、少しだけ本を作りたい場合はやっぱりオンデマンドのフォトブックサービスが便利だなと再認識。以下、前からちょこちょこ調べている中で、サービスが続いていてわりと評判が良いサービス2つをメモ代わりにまとめておきます。

今回実際に利用した「しまうまプリント」はこちら。サイズが選べる点と巻きカバーがなんだかんだ良くてリピートしています。ライトの印刷はカラーコピーみがあるので今回のような記念に刷れたらOKな物くらいがいいかなと思いますが、スタンダード以上なら部数によっては普通に写真集に使ってもいいかもな〜とちょっと思ってます。

A6〜B6サイズで厚めの本が作りたい人ならワンコインの「tolot」も人気のサービス。写真集だと小さい気がして私は未利用なんですが、50P越えでページ数がある人や、1Pに写真1つのスタイルでまとめたい人には良いと思います。

やっぱり本の形になると萌えるな〜!!!! こういうのは私みたいに自分用ではなく、本来は贈り物用で作る人の方が多い気がしますが(笑)、いずれにせよこういった特別な一冊を作るのはすごくオススメです。

個人的にも、またコスプレの写真集もちゃんと作りたいなー。本は良い。

Pass it on!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次