うちのMacのTime Machineバックアップ用の外付けHDDの様子がおかしいので、何かある前にと買い替えました。
普段ならこういうことに腰の重い私ですが、数年前の年末、バックアップ用と外付け保管用で使っていたHDDが壊れたことがありまして。当時は一台体制だったため、バックアップはともかくそこにだけ保存していたデータ類がけっこうな数消えてしまったんですよね。
ということがあったため、何かあってからでは遅いと今回は迅速にポチったわけです。以下、そのメモです。
バックアップ用外付けHDDは何が良いか?
ハードディスクには10年くらい保ってほしいところですが、実際は本体HDDなら5年、外付けなら3〜4年で寿命だそう。前回、うちが2台体制のバックアップに変更したのが3年半前。まさにそろそろ、というタイミングです。
というわけで、同じ容量、でも違うメーカーから1台ずつで今回は組んでみよう〜と選んでみました。
私の場合、デスクトップのiMacがメインマシン。そのバックアップに必要な外付けHDD条件が
- デスクトップ用の据え置き
- 容量はまぁ4TBくらい×2台体制
- あくまでバックアップ用なので速さより容量とコスパ
でした。これがノートPCで場所を変えながらの人だったら、SSDにしたり重量、速度を重視する必要があると思います。
が、私の場合は気にしなくて良いということで、大きさ重さ、速度すべてが常識内ならOK、さらに電源ありのHDDで良し(毎回SSDと迷うんですが、長期保存観点で言えばHDDという話を見かけるので)、ということで、上記条件内から、手頃で評判の良いIODと定番WDのやつにしました。容量は後述。
この手の商品の安定性については当たりを引くかハズレを引くかのもはや運なので、最安商品というよりは、この2社商品だったらまぁどっちかはどうにかなってくれるだろう、という気持ちで選んでいます。
■IODATA 外付けHDD/EX-HDAZ-UTL4K
IODはいざ置いてみるとなんかとっても便利なやつでした。横置きできるという選択肢があると、思った以上に置ける場所が多いんですよね。たとえば、なんとなくデッドスペースになっていたPC台の後ろの方とかに入れられる! 前のHDDが邪魔で2段タイプのケーブルトレーとか買ってみたんだけど、このHDDにするならこのトレー要らんかったな〜ってかんじ。
ちなみに買ったトレーはこれ。ちょっとお安いだけあって不安定だけどこんだけスペースあればあらゆるケーブルは収まります。でもHDD置くにはグラグラしちゃうからあんまりオススメしない。それだったら一段だけど、
こっちのが断然オススメです。がっしりしていてまったく揺らぎがない! いろんなところでオススメされてるのもわかる。ただ、その分重たいのは難点かな。
HDDに話を戻すと、書き込み音は普通。WDよりはややまろやか? 容量と置き方の自由度考えるととてもコスパの良い商品です。
■WesternDigital / WDBBGB0040HBK
WDの方は、前のがWDだったのでちょっとだけランクを上げたのを選んでみました。ランクというか、前のは2年補償、今回のは3年補償。前は2台ともWDだったんですが、今回は1台なのでまぁ邪魔くさいのも我慢できる範囲。横置きにもできるようですが、排熱的にはやはり縦置きがベストっぽいので…
バックアップ用外付けHDD、容量は?
うちのPCのストレージが1TBなので、Time Machine用にはなんとなく倍の2TB用意しています。で、それと別に本来の意味の外付けHDDとして趣味の画像データ用に1TB、趣味以外の仕事や書類関係用に1TB、で、合計4TBって感じですね。
今までは普通に2/1/1TBでパーティションを区切って使っていたのですが、今回は前回設定した時にはなかったパーティション設定での「ボリューム」という項目が増えていたので、バックアップ用の2/外データ用の2(1+1)という形にしてみました。
パーティションはきっちり容量で壁ができるところ、ボリュームというのは枠内で可動の区切りが入るみたいなイメージで合計容量内で融通がきくとかなんとか。うちは、書類関係はそこまでデータが膨らまないので、万一写真データが溢れた場合に、合計2TB内で互いに融通しあえる「ボリューム」での設定の方が良さそうと思った次第です。
HDDサイズ自体は動画が増えてるのでもうちょい容量を増やしても良かったんですが、今のところなんとかなってるので前回と同じにしました。引っ越し直後で想定外の出費だったため、予算を渋りたい気持ちがあった…というのが本当のところです…笑
2台体制でのTime Machineの設定は?
つなぐと勝手に起動するやつもあるようですが、うちは手動で設定しました。
そのまま使える雰囲気だったけど、念のため最初に適応フォーマット化しておきました。ディスクユーティリティでデータ消去&フォーマット。これまでは古いMacにつなぐこともあるかも、ということでMac OS拡張にしていたんですが、外付けHDDをつなぐ先に古いMacやWinが来ることはもうなさそうなので、今回からAPFSにしています。かつ、必要もなさそうだけど、まぁ一応何かあっても安心かもということでAPFSではなく、APFS(暗号化)の方にしています。
暗号化は文字通りパスワードがないとどうしようもない/あれば他のMacからも使えるかわりに、ちょっと処理速度が遅い場合がある。盗難リスクがほぼないならパスワードは不要な気がしますが、コスプレ写真なんかは自分だけのものでもないので念のためパスワード入れておいた次第です。
とりあえずWi-Fiマークの横にあるTime Machineアイコンをクリックするか、システム設定>一般>Time Machine から、+を押して新しいHDDをTime Machine設定に追加すればオケ。
もうこれでほぼ終了。なんて簡単なんだ…
ただ、最初は勝手にデフォ設定になっているので、右下にあるオプションボタンをクリック。そこから、バックアップ頻度(※これはmacOS Ventura 以降。未満はアプリなどを入れる必要あり)とバックアップ対象をカスタムします。
バックアップはデフォだと1時間毎なので、正直かなり細かい。アクセス頻度がHDD寿命にも関わるかなぁって思うので、社用や非常にデリケートな作業をしている、あるいはよほどの作業量でない限りは、バックアップは一日一回でもじゅうぶんそうです(私の場合はだいたい昨日に戻れればなんとかなる範囲なので、ですが)。
ちなみにバックアップ対象については、基本は本体HDDのみになっているので、あんまり触る必要はないです。ここでオプションに表示されているのは「対象外」アイテムになるので、Time Machineで一緒に保存したいな〜というものがあればそれを除外しておきます。
これ、私は最初、逆だと思って全部外そうとしてしまったんだけど、Time Machineエリアだけどうしても消せないのでやっと自分の間違いに気付きました…(そうすると外付けも含めた全部をバックアップ取ることになっちゃうw)。
MacのTime Machine用外付けHDDメモのまとめ
前回はTime Machineの設定の他に、オートマタで他のデータを同期させるよう組んだりしてたので、その覚書をブログにしようと思ったんですよね。
が、今回作業しながら、よく考えなくてもTime Machineで一台ずつ指定変えてバックアップとればいいだけじゃん……となったので、Time Machineのおかげであんまりこれ書く意味はなかったです。笑
が、まぁだれかの何かに参考になればということで。おしまい。
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